小学生の夏休みの過ごし方を考えましょう
2018年7月18日
待ちに待った楽しい夏休み。海にプール、旅行にイベントなど、様々な予定があるかと思いますが、学校に行かなくても良いからといってずっと遊んでいるわけにはいきませんよね。
夏休みにもきちんと「家庭学習」の時間を設けなければなりません。宿題はもちろん、今のうちに2学期に向けて苦手科目を克服しましょう。いずれ来る中学・高校受験のために、早めの準備が必要です。
今回は夏休みの学習計画を立てる上で押さえるべきポイントをご紹介します。適切なスケジュールはそれぞれ異なりますので、以下を参考に計画を立てましょう。
理想的な学習スケジュールの立て方
①遊びの予定は早めに立てる
実は勉強より先に遊びの約束を入れてしまった方が、その後の学習計画がスムーズに進みます。勉強時間を先に設定して、遊びはその空き時間に……などと思うと、無謀な計画になりやすく、達成することが難しくなります。
ですから、最初に遊ぶ日を決めてしまい、それに合わせて勉強の予定を立てましょう。
②ラジオ体操は毎日行く
小学生の夏休みといえば、朝6時半から始まるラジオ体操が定番です。成長途中の身体にとって6時起床は中々辛いものですが、毎日同じ時間に起きて運動することによって、生活が規則正しくなり、決まった時間に脳が活性化するようになります。
睡眠時間が足りない場合は昼寝で補うようにし、起床時間は統一させましょう。
③勉強は時間ではなく内容でノルマを決める
小学生の平均的な「学習時間」を見て、1日の計画を立てることは適切ではありません。人によって作業スピードや理解度は違うものです。時間で区切るのではなく、1日にここまで終わらせる、という形でノルマを設けましょう。
この方法であれば、予定の時間をダラダラとやり過ごしてしまうことも防げます。
遊びの計画を立てる上でのポイント
①大きな予定から先に入れる
まず、夏休みを7月下旬、8月上旬、8月下旬に分けて考えます。
そして、家族旅行や林間学校など、絶対に外せない予定を先に入れましょう。
次に、友達と遊ぶ予定などを書き込みます。
その後、宿題の予定を入れます。
7月中に国語の宿題を終わらせる。8月半ばまでに算数の宿題を終わらせるなど、具体的に決めていきます。旅行などを心置きなく楽しむために優先順位を明確にしておきましょう。
②宿題に活かせる遊びを工夫する
夏休みの宿題の中には自由研究や写生、工作など勉強とは直接関わりのないものもありますよね。これらの宿題は、お友達と一緒にやることによって、遊びのように楽しみながら取り組むことができます。
効率的に済ませるため、○○君と山に行く時に写生の宿題ができる、この実験は△△君とやったら楽しそう、など色々と考えながら楽しんで計画してみてください。
せっかくの楽しい夏休み。うまく計画を立て、遊びと家庭学習をバランスよくこなしていきましょう。