図書館で勉強する時のススメ
2018年7月18日
図書館で勉強する時のススメ
家には誘惑が沢山あって勉強に集中できない、近くに騒音のするものがあったり、家族がいたりすると気が散る、そんな時に活用できるのが「図書館」です。 実は、図書館には学習場所を確保できるだけでなく、たくさんのメリットがあります。 図書館にはどういうメリットがあるのか、また行く際に注意すべきポイントは何か、気になるところを押さえて有意義に利用しましょう!
図書館にある書籍の活用法
図書館に行く本来の目的は「本を読む」ことですよね。では学校の図書館と、近くの公立や私立の図書館では蔵書数にどのくらい差があるのでしょうか。
公益社団法人全国学校図書館協議会の調査によると、2013年度の全国高等学校の図書館の平均蔵書数は“25,400冊”でした。 一方で、東京都公立図書館調査によると、2013年度の荒川区の図書総数は“710,496冊“でした。 この調査からみても明らかな様に、学校の図書館よりも近くの公立や私立の図書館の蔵書数の方が圧倒的に多いことが分かります。 そのため、公立や私立の図書館には一般書から専門書、雑誌や新聞など、勉強の材料は幾らでも揃っていますし、検索コーナーで目的の本を探すことも可能です。
例えば公立や私立の図書館で、作文やレポートの課題に取り組む際に専門書を開いてみたり、小論文のネタ探しに新聞や雑誌で時事情勢を調べたりするのも良いでしょう。
なぜ図書館は勉強に最適なのか?
図書館が勉強に最適とされる一番の理由は、静かで何の邪魔も無いということです。 閲覧コーナーには雑談できない雰囲気がありますし、一人で来ている方が多いので基本的にとても静かで、雑音がありません。
また、TVやゲームなどの誘惑が全く無い環境で勉強することがでるので、環境が変わったことによりリラックスでき、集中力も高めることができます。
そして図書館で勉強することで、何か調べたいことがあればすぐに資料を集めることができ、非常に効率よく勉強を進めることができます。
その他には、図書館では閉館時間が決まっているため、だらだらと勉強するのではなく時間内で計画を立てた上で勉強に取り組める環境となっています。
図書館で勉強する時、注意すべきことは?
図書館で勉強をする時に注意すべきことは、まず「荷物の持ち込みが禁止」の図書館もあるということです。 そのため、持っていく教材の量はきちんと考え、抱えきれない量を持って行かないように注意しましょう。
また、閉館時間が決まっているため計画を立てて時間を使わなければなりません。いつでも自分の好きな時に勉強できるわけではないので、注意しましょう。 限られた時間を有効に活用するために、滞在時間を決めるのがおすすめです。 例えば4時間滞在するとして、その間にどこまでできるか計画を立てます。絶対にここまでは終わらせる、というノルマを設定すれば、時間も有効に活用できるはずです。
その他には、テスト前や土日、受験シーズン前などは図書館の利用者も多くなり、朝早くに行かないと席を確保できない、ということもあります。 特に利用者が多い図書館ですと、朝から席を取るために並ばなければならない場合もありますので、注意しましょう。