高校受験の傾斜配点対策は家庭教師がおすすめ!
2019年10月10日
高校受験の傾斜配点対策は家庭教師がおすすめ!
高校受験を目指すお子さまをお持ちの保護者さま、特に公立高校を志望校としているお子さまは、「傾斜配点」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。でも、実際は傾斜配点についてよく分からなかったり、対策をどのようにすればいいか悩んでいたりということはありませんか。
そこで今回は、傾斜配点の概要から家庭教師ならではの対策法まで詳しくお伝えします。
傾斜配点とは?
試験の合否を判定する際に、特定の科目の評定に一定の倍率をかけて、点数化することです。その学校や学科が重視する科目に傾斜配点を実施する場合が多く、高校入試や大学入試などで行われることがあります。
今回は、高校受験での傾斜配点対策について詳しくご紹介していきます。
高校受験対策を大きく左右する傾斜配点
全国的に公立高校入試で行われることがある
傾斜配点は、全国的に公立高校入試において高校や学科、コースによって導入されている場合があります。一般的に、対象となる科目の得点数を1.5倍~2倍として配点することが多いようです。
英語・数学が重要視されることが多い
高校入試における傾斜配点では、対象となる科目を英語や数学にしている学校が多いようです。お子さまの志望校に傾斜配点が導入されている場合は、対象となっている科目の重要度が大きくなってくるため、試験の出題傾向に合わせて適切な対策を行うことが必要です。
傾斜配点が導入されている場合の配点例
では、実際に傾斜配点が導入されている場合の配点例をみてみましょう。
通常1教科100点満点×5教科
国語 100点/英語 100点/数学 100点/理科 100点/社会 100点
合計 500点満点
英語・数学で傾斜配点を実施し、得点数を1.5倍とする場合
国語 100点/英語 150点/数学 150点/理科 100点/社会 100点
合計 600点満点
例えば、
国語 85点/英語 55点/数学 40点/理科 80点/社会 75点
という結果だった場合
通常は85+55+40+80+75=335(点) 500点満点中335点 得点率67%
英語・数学で傾斜配点を実施し、得点数を1.5倍とする場合
英語 55×1.5=82.5(点) 数学 40×1.5=60(点)となります。
85+82.5+60+80+75=382.5(点) 600点満点中382.5点 得点率 約63.5%
高校入試では、一般的に試験の得点に内申点などを加えたうえで合否を判定するため、一概には言えませんが、傾斜配点の対象となっている科目の点数が低い場合、通常の場合と比べて得点率が低くなることがわかります。そのため、上記のような場合は、英語・数学に関して高得点を狙うことが必要となります。
では、高校受験における傾斜配点対策をどのように行っていけばよいのでしょうか。
高校受験の傾斜配点 家庭教師ならではの対策ポイントとは?
高校受験における傾斜配点対策は、お子さま一人ひとりに合わせたカリキュラムで勉強できる家庭教師のサポートを利用することをおすすめします。以下に、家庭教師ならではのサポート内容を紹介します。
学習科目を自由に選ぶことができる
家庭教師なら、先生に指導してもらう科目を自由に選ぶことができます。家庭教師の指導時間内であれば、何教科でも指導してもらえる場合がほとんどです。その日そのときのお子さまの状況に合わせて、今日は英語と数学、次回は理科と社会など、場合によっては1回の指導で5教科すべてということも可能です。
このように学習科目を自由に選ぶことができる家庭教師なら、傾斜配点の対象となっている科目を重点的に指導してもらうことができるためおすすめです。
志望校の出題傾向に合わせたカリキュラムで勉強できる
家庭教師なら、お子さまの志望校の出題傾向に絞って学習を進めることができます。これまでの経験や実績をもとにマンツーマンで指導してもらうことができるため、効率よく受験勉強を行うことができます。
傾斜配点対策を効率よく行うためには、対象となっている科目について、志望校の出題傾向に合わせて勉強していくことが必要です。
高校受験当日までの学習計画を作成してもらえる
家庭教師なら、勉強を教えてもらえるだけでなく、お子さま一人ひとりに合わせて、指導日以外の日の学習計画も一緒に作成してもらうことができます。
お子さまの志望校が傾斜配点を導入している場合は、通常の場合と比べて大きく対策の仕方が異なってきます。そのため、お子さまの志望校や苦手分野に合わせた学習計画を作成してもらえる家庭教師はおすすめです。学習計画に沿って勉強を進めることで、家庭教師の指導日以外の日も計画的に受験勉強を行うことができます。継続的な学習習慣を高校入学前に身につけることもできます。
次に、実際に志望校の傾斜配点対策を家庭教師と一緒に行った生徒さんの体験談を紹介します。
家庭教師を利用した傾斜配点対策 合格体験談
私は元々中学生になってから、塾に通っていました。中学2年生になって、高校受験を意識するようになり、志望校を決めたのですが、そこで傾斜配点というものがあることを知りました。
私の志望校は、数学・英語が傾斜配点になっていました。しかし、私は理科・社会のほうが得意で、そのときの定期テストや実力テストなどの結果は、志望校のボーダーである、合計350点にギリギリ届いていましたが、高得点をとれていたのは理科と社会で、数学・英語は60点前後でした。
私が通っていた塾は、集団授業で、科目の選択ができず、英数理社の4教科を一斉に授業してくれるところでした。得意な理社は授業を聞いていて1人でも解るところが多く、あまり得意ではない数英は授業についていけない箇所もありました。
そんなとき、友達が家庭教師を利用しているのを知り、マンツーマンで指導してもらえて、科目も選べる家庭教師に切り替えることにしました。家庭教師の先生との授業時間中は、基本的に志望校の傾斜配点の対象となっている数学と英語を集中して教えてもらいました。マンツーマン指導なので、解らないところはすぐに質問することができました。高得点を取るためには、応用問題もしっかりとできるようになることが必要でした。先生も私が解らないところは解るまで丁寧に教えてくれました。
理科・社会は得意なほうだったので、先生が作成してくれた学習計画に沿って自分で勉強を進めました。自分で勉強を進めるなかで、どうしても解らないところだけ指導時間中に質問しました。自分の苦手に絞って指導してもらうことができたので、効率よく勉強を進めることができました。そのおかげで、60点台だった英語と数学の点数は70点台を取れるようになっていきました。
指導の合間には、先生自身の高校受験の思い出話や勉強法を聞いたり、ときには勉強以外の話をしたりして、毎回楽しく指導を受けることができました。家庭教師の先生と傾斜配点対策を行ったことで、無事に志望校にも合格することができ本当によかったです。
(宮崎県 18歳 女性)
学生家庭教師会では、おかげさまで毎年数多くの高校受験志望校合格者を輩出しています。
各都道府県の高校入試情報については以下をご覧ください。
合格体験談なども載せていますのでそちらもぜひご覧ください。
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志望校の傾斜配点対策は、家庭教師がおすすめ!
家庭教師を利用した傾斜配点対策のポイントや、体験談についても紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
お子さまの志望校が傾斜配点を導入している場合、早めの対策が必要です。お子さま一人ひとりに合わせたカリキュラムで、マンツーマン指導が受けられる家庭教師なら、効率よく傾斜配点対策ができるためおすすめです。
お子さまの志望校合格を心から願っています。