AO入試とは?家庭教師ならではのサポートを紹介します!
2019年6月21日
AO入試とは?家庭教師ならではのサポートを紹介します!
大学入試には、一般入試、推薦入試、AO入試などさまざまな受験方法があります。
今回は、なかでも具体的な入試内容がよく分からないとお問い合わせの多いAO入試について、詳しくご紹介します。家庭教師ならではのサポートについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
AO入試の内容とは?
AO入試とは?
AO入試とは、「アドミッションズ・オフィス入試」の略です。ちなみに、admissions officeとは、大学の入学管理局のことで、大学側が受験生に求めている基準に沿っているかどうかで合否を決定する入試のことです。
大学によって選抜方法は異なりますが、学科試験の結果で合否を決定する一般入試とは違って、内申書・活動報告書・学習計画書・志望理由書・面接・小論文などによって評価されます。受験生の学習意欲や適性・能力などを評価する入試制度です。
推薦入試との違いは?
AO入試と推薦入試は、入試内容で共通する部分が多い入試制度です。
大きな違いとしては、それぞれの学校の学校長からの推薦で、学校の代表として受験生を送り込むのが推薦入試です。いっぽう、大学側が、来てほしい人物像にそって受験生を選ぶのがAO入試です。
AO入試のメリット・デメリットについて
ここからは、AO入試のメリット・デメリットついて紹介します。
AO入試のメリット
- 自分に合った大学を選ぶことができる
AO入試は、面接試験に重点を置いている学校が多いため、受験生が大学側と直接話をして判断することができます。そのため、いざ大学に入学してから、自分の思っていたのとは違ったなどということが起こりにくいといえるでしょう。
将来を決める大学選びにおいて、自分に合った大学を選ぶことはとても大切です。 - 受験を諦めていた大学でも合格のチャンスがある
AO入試は、大学側が来てほしい人物像に合っているかどうかで合否が決まります。通常は学力を重視する大学入試ですが、AO入試はその人物を総合的に評価する入試方式です。そのため、学校の成績があまり良くなくても、志望校合格のチャンスがあります。 - 早い時期に進路が決まる
AO入試は、一般的に年内に進路が決定する場合が多い受験スケジュールになっています。一般入試の受験生よりも早い時期に進路が決まることによって、大学入学に向けての準備にいち早く取り掛かることができます。
大学で必要な知識を身につけたり、大学や人生での目標達成への計画を立てたり、早い段階で取り組むことができるのは、メリットの一つといえるのではないでしょうか。
AO入試には、メリットだけでなく少なからずデメリットもありますので以下に紹介します。
AO入試のデメリット
- 授業へのモチベーションが低下する傾向にある
AO入試のメリットで紹介しましたが、AO入試は年内に進路決定する場合がほとんどです。春頃まである一般入試とは異なり、受験というプレッシャーから早く解放されます。そのため、進路決定後の学校の授業に対するモチベーションが低下してしまう傾向にあります。
授業を集中して受けなくなると、学力はどんどん低下してしまいます。勉強は毎日の積み重ねです。学習習慣をまた取り戻すのは時間がかかるため、学習意欲を絶やさないよう気をつけなければなりません。 - 大学の授業についていけなくなる可能性がある
授業へのモチベーションが低下し、学力もどんどん低下してしまうと、大学入学後、大学の授業についていけなくなってしまいます。実際に、AO入試を利用した入学者のほうが、一般入試を利用した入学者よりも退学者率が高いというデータも存在します。勉強時間が足りていないAO入試入学者が、単位取得が難しくなり退学するケースが多い傾向にあります。
そのため、AO入試はどんどん多様化しており、最近は学力基準を設ける大学も増えてきています。志望校の特徴に合わせて様々な対策ができるよう、家庭教師のサポートを利用することをおすすめします。
家庭教師ならではのサポートでAO入試受験も安心!
ここまで、AO入試について詳しく紹介してきましたがいかがだったでしょうか。AO入試のデメリットを補うために、家庭教師のサポートを受けてみることもおすすめです。
家庭教師のAO入試に役立つサポート
AO入試経験者に指導してもらうことができる
家庭教師派遣会社によっては、AO入試や推薦入試受験を実際に経験した家庭教師に指導してもらうことができます。また、AO入試受験者への指導経験が豊富な家庭教師が在籍している場合もあるため、合格しやすい志望理由書の書き方なども指導してもらうことができます。
マンツーマン指導で面接や小論文対策もバッチリ!
AO入試では、面接や小論文が志望校合格の大きなポイントとなります。受験生は、行きたい大学に対する志望動機なども明確に大学側に伝えなければなりません。
家庭教師なら、マンツーマンで志望校の特徴に合わせた対策を行うことができます。面接対策では、さまざまな視点から質問したり、小論文対策では、一人ひとりにあわせて添削指導を行ったり、マンツーマン指導の家庭教師だからこそ、じっくりと時間をかけて対策することができます。
マンツーマン指導で、学習意欲を継続させることができる
AO入試のデメリットとして紹介しましたが、AO入試は進路が決まった後に学習に対するモチベーションが下がってしまう傾向にあります。家庭教師のサポートを利用しておけば、一人ひとりに合わせた学習計画と、定期的なマンツーマン指導で、学習意欲の低下を防ぐことができるでしょう。家庭教師を利用して、勉強を継続していくことが大切です。
学生家庭教師会でも、一人ひとりに合った学習カリキュラムで大学受験に向けて頑張っている生徒さんが大勢います。
AO入試についてはよく分からないから、受けるつもりはないと志望校受験を諦めてしまっていた方は、この機会に一度AO入試を検討してみてもよいかもしれません。
皆さんの将来への可能性が広がることを願っています。