小学生の算数勉強法 家庭教師だからできるサポートで苦手克服!
2018年11月30日
[2019年9月20日 更新]
小学生の算数勉強法 家庭教師だからできるサポートで苦手克服!
小学生のお子さまが苦手な教科ナンバー1といってもよいほどの算数。算数嫌いなお子さまに困っている保護者さまも多いかと思います。
そこで今回は、算数が苦手になる原因や、小学校算数のおすすめ勉強法を家庭教師だからできるサポートと合わせて詳しくお伝えします。
小学生が算数を苦手とする原因とは?
算数への苦手意識 考えられる原因は大きく分けて3つ
計算力不足が算数を苦手にさせる
小学生で算数の成績が伸びないお子さまの多くは計算力が不足しているといってもよいでしょう。
整数や小数、分数の四則(+・-・×・÷)計算などの算数の計算力が不足していると、当然テストでも点数が取れません。そのため、計算力不足は算数への苦手意識が高まる原因といえます。
最初につまずきやすいのは小数・分数の計算
特に小学生のお子さまが最初につまずきやすいのは、小数や分数の計算問題です。これらの単元は小学校3・4年生で学習します。
小学校2年生で頑張って掛け算九九を覚えたと思ったら、1より小さい数を表すという小数や分数の概念が登場します。この1より小さいという概念を理解することができていないと、計算問題でもつまずいてしまいます。
算数の文章題で意味を読み取ることができない
計算はできているみたいだけど、文章題になると急にできなくなってしまうという場合も多くみられます。この場合は、問題文で何を聞かれているのかということが理解できずに解くことができないという原因が考えられます。
では、このように苦手な算数をどのように勉強していけばよいのでしょうか。
小学生算数のおすすめ勉強法
小学生の間は毎日の計算練習が必要
先にも述べたように、計算力不足は、算数への苦手意識を高める原因となります。
小学生の間は、漢字練習や文章の音読とともに、計算練習も毎日行うことをおすすめします。1日10分でいいので毎日の習慣にしましょう。
また、計算ができないのではなく、計算ミスの多発によって算数の点数が伸び悩んでいる場合も多くあります。そういった場合は、見直しする習慣をつけることが大切です。時間をはかって計算問題を解き、解き終わったら見直しをして自分で間違いを見つけられるようにすることが大切です。
低学年の間は難しい部分もあるかと思いますので、保護者さまもフォローしてあげるようにしましょう。
文章題は興味のある題材に変えてみる
当会の生徒さんの保護者さまからはよく、うちの子は文章題になると手をつけようともしないという相談を受けることがあります。例えば、「ことりが5羽います。そこに2羽やってきて、3羽とんでいってしまいました。のこったことりは何羽でしょう」といった問題があったときに、文章を読むことが嫌いなお子さまは、興味をそそられずに解こうとしないこともあるかもしれません。
それでは、「ことり」のところを「ピカチュウ」に変えてみたらどうでしょう。そのほかお子さまの興味のあるキャラクターでOKです。または、冷蔵庫の中に入っているジュースやお菓子をだしてきて問題を作るなど、お子さんの興味のある題材に変えて取り組んでみることをおすすめします。
どのようにすればお子さまのやる気を引き出すことができるか工夫することが必要です。
予習→授業→復習のサイクルを確立する
算数に限らずどの科目においてもいえることになりますが、苦手な科目は特に、授業の予習をしておくことがおすすめです。
算数が苦手なお子さまは、学校の授業を1回聞くだけでは理解しきれないことが多いため、あらかじめ教科書の赤文字のところをみておいたり、例題を解いておいたりして予習を行ったうえで授業に臨むことをおすすめします。また、授業を受けたあとは復習を行い、理解を確実にしましょう。
学年が上がれば上がるほど内容は難しくなっていくため、この 予習→授業→復習 のサイクルは高学年になる前に確立しておくとよいでしょう。
つまずいたら前の学年の内容に戻る
算数は特に前の学年の内容とのつながりが大切な科目です。
例えば、小学校3年生の小数・分数の意味についての単元は、小学校4年生で習う小数の加減や同分母分数の加法・減法の単元につながります。他には、小学校4年生の□・△を用いた式が、小学校6年生で習う文字を用いた式につながるといったように、前の学年の内容が理解できていないとつまずいてしまうことがよくあります。
そのため、つまずいてしまった単元があったときは、1度前の学年の関連する内容に戻って学習することが必要です。
ここまで小学生算数のおすすめ勉強法をみてきましたが、どうしても家庭ではやりきれない、なかなかお子さまが勉強しないという場合は、家庭教師のサポートを受けるという方法もあります。
では、次は家庭教師のサポート内容をみていきましょう。
家庭教師だからできる 小学生の算数 苦手克服のためのサポートとは
学校や家庭ではなかなかできないお子さまの学習サポートも家庭教師ならできることがあります。
まずは実際にあった保護者さまのお悩み事例を紹介します。
実際にあった算数が苦手な小学生のお子さまをお持ちの保護者さまの事例
「答えは私でもだせるんですけど、私が子どものときに習った解き方と違うでしょー。だからなかなか教えられなくて。」
「それにまだこの子が習っていないことも多いから、絵とか図を使って説明しなくちゃならないけど、私苦手で・・・。」
当時小学2年生だったS.O君の保護者さまは算数が苦手なお子さまにとても悩んでいらっしゃいました。S.O君は、学校の算数の宿題で解らないところを母親に教えてもらいながら取り組んでいたそうなのですが、ある日「答えは合っていたけど、お母さんが教えてくれたやり方と全然違ったよー。」と学校から帰ってきて言ったとのことでした。
特に小学生のお子さまをお持ちの保護者さまは、「算数は解き方や考え方を子どもに教えるのが難しくて・・・。」
「教えることはできるんですけど、親が言ってもなかなか聞かなくて・・・。」
とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
S.O君のケースは、お子さまがまだ低学年だったこともあり、保護者さまにも協力していただきました。
具体的には、算数について学校の授業や宿題プリントで、解らなかったところを1週間ごとに記録、保存してもらうようにしました。そして家庭教師の指導日に解らなかった問題について一緒に取り組むこととしました。
解らないところは解るまで丁寧に、特に苦手だった文章問題については繰り返し指導しました。
また、1日のタイムスケジュールをつくることからはじめ、次の指導日までの学習計画を毎回立てるようにしました。
学習内容については、学校の授業の予習というかたちで進め、学校の授業が理解しやすくなるよう努めました。算数に興味が持てるように計算パズルの問題を取り入れたり、S.O君の好きな絵を描きながら指導を進めたりしました。
この事例のようなお悩みをお持ちの保護者さまも多いのではないでしょうか。
S.O君の場合は、保護者さまの協力もあり、低学年ながら家庭教師を上手く活用してやる気を引き出し、学習がスムーズに進んだ例です。
家庭教師なら
苦手な算数でも家庭学習の習慣づけができる
家庭教師なら、指導日以外の学習計画もお子さま1人ひとりに合わせて立てることができます。
お子さまの状況に合わせて学習計画を立てることができるため、無理なく勉強を進められ、この時期に必要な家庭学習の習慣をつけることができます。塾に行った日しか勉強しないなどといったことがありません。特に算数は毎日の計算練習や問題演習が必要な科目です。学校だけでなく、家庭でも継続的に学習を行うことで力がつきます。
マンツーマンで苦手な算数の応用問題も徹底指導
家庭教師はなんといってもマンツーマンで指導できることが強みです。解らないところはすぐに質問することができます。
まだ小学校低学年のお子さまの場合は、自分でも解らないところが解らないといったことも少なくありません。そういった場合でも、お子さまの様子を間近でみられる家庭教師ならすぐに対応することができます。
また、計算問題以外の、文章題や図形問題といった応用問題についてもマンツーマン指導でしっかり解説することができます。
学生家庭教師会では、小学校算数に強い先生も多数在籍しています。
家庭教師について気になった方は、資料請求や体験学習を受けられることをおすすめします。
中学数学の基礎となる小学校の算数は家庭教師を活用して勉強しよう
小学校の算数は、お子さまが中学生になったときの数学の基礎となります。算数が苦手なお子さまは、今のうちに苦手をなくしておくことが必要です。
学校や家庭だけでは算数の学習が難しいと感じた場合は、ぜひ家庭教師を活用してみてください。きっとお子さまに合った算数学習のサポートをしてくれるでしょう。