受験の基礎 - 高校受験

宮崎県 高校受験の流れ

宮崎県の高校受験は、学校で行われる地区実力テストの結果を踏まえて、私立高校入試・県立高校推薦入試・県立高校一般入試・県立高校2次募集という流れで行われます。

ほとんどの方が、私立高校と県立高校を併願で受験します。県立高校の推薦枠が各学校により異なる試験が導入されたため、志願倍率も年度ごとに大きく変化します。中学1年生からの定期対策をコツコツ頑張って推薦に向けた対策をし、推薦入試で不合格となったときのために、本番の一般入試対策も行う必要があります。

宮崎県の高校受験スケジュール

高校受験のスケジュール

宮崎県 県立高校受験の特徴

倍率が見えにくくなる志願制度

志願制度解説図

宮崎県の県立高校受験では、普通科系専門学科を第1志望とした場合、第1志望とは別の県立高校を含めた普通科を第2志望とすることができます。

よって、普通科系専門学科の選考を漏れた受験生が普通科の選考に流れてくるので、普通科の受験生だけが合格を競うライバルではないということを理解する必要があります。

受験戦略を大きく左右する傾斜配点

傾斜配点解説図

宮崎県の県立高校受験では、傾斜配点を導入している高校・学科があります。傾斜配点とは、対象となる科目の得点数を1.5倍として配点するという制度で、平成29年度は以下の県立高校・学科で英語と数学が傾斜配点の対象となります。

高校名学科(コース)名傾斜配点の内容
延岡メディカル・サイエンス数学・英語 各1.5倍
延岡星雲フロンティア数学・英語で高得点の方を1.5倍
日向フロンティア数学・英語 各1.5倍
高鍋普通(探究科学コース)数学・英語 各1.5倍
宮崎大宮普通数学・英語 各1.5倍
文科情報数学・英語 各1.5倍
宮崎南普通数学・英語 各1.5倍
フロンティア数学・英語 各1.5倍
宮崎北普通数学・英語 各1.5倍
サイエンス数学・英語 各1.5倍
宮崎西普通数学・英語 各1.5倍
理数数学・英語 各1.5倍
都城泉ヶ丘普通数学・英語 各1.5倍
理数数学・英語 各1.5倍
都城西フロンティア数学・英語 各1.5倍
日南普通(探究科学コース)数学・英語 各1.5倍

大きく得点の配分が異なることになるので、受験する高校・学科が傾斜配点を導入している場合は、英語と数学の重要度が、傾斜配点未導入の高校を受験するのと比べ、大きく変わるので注意が必要です。

宮崎県 私立高校受験の特徴

宮崎県の私立高校は、ほとんどの学校で特待制度があります。地区実力テスト・都北テスト・実力テストにおいての点数で一定の基準をクリアした生徒さんは、特待を取ることができます。

一般入試では、専願または併願(県立高校も受験する)かによって合格基準点が異なり、専願での入学者は若干ですが優遇措置があります。

注目ポイント

宮崎県の高専学校は?

国立都城高専があります。都城地区に限らず各地域から受験が可能です。県立高校とは入試問題が異なります。専門的な知識が学べ、大学への編入制度もあり、大変人気があります。県立高校同様に推薦制度があり、かなりの高得点が必要となります。

学生家庭教師会 宮崎の高校受験対策

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