質問が苦手だった私の家庭教師体験談
内気で質問が苦手…テストの結果にも悪影響が
私は内気な性格だったため、学校で授業中分からない所があっても先生に質問することができず、そのままにしていました。特に英語は中1の夏休み前頃から急速に分からなくなっていき、夏休み明けのテストでは50点をきっていました。
このままではいけないと思い、自宅近くの塾を検討しましたが、1クラス15人程度での授業ということだったので、授業について行けるか、先生に質問できるかが不安でした。そんな時に母から、家庭教師ならマンツーマンで教えてもらえるということを聞き、思いきって始めてみることにしました。
私の1番の心配は、自分の分からないところを先生に恥ずかしがらずに質問できるかどうかという点でした。先生は年齢も近く、とても話しやすいお姉さん的な存在で、私にぴったりでした。
おしゃべりを楽しむかのように何でも気軽に質問できました。そして先生は、その質問1つ1つに丁寧に答えてくれました。
質問しやすいことで役に立った2つのこと
先生に教わったことで、とても役に立ったことが2つあります。
1つ目は、日本語と英語の違いです。
日本語が<主語+○○+動詞>と文の最後に動詞がくるのに対し、英語は<主語+動詞+○○>と主語の次にすぐ動詞がくるんだよと教えてもらいました。それまでは、文の仕組みを理解しないままただ問題を解こうとしていましたが、日本語と英語の仕組みの違いが分かり、英文を書く問題が以前よりも出来るようになりました。
2つ目は、英単語の暗記の仕方です。
暗記というと私は学校での単語テストの前に、単語帳を眺めながらその単語のスペルを真似して繰り返し書くということをしていました。しかし先生は、ただ見ながら書くだけではしっかり暗記できていないんだよと教えてくれました。
学生家庭教師会での暗記法は、「思い出しながら書く」ということでした。
まず、英単語の日本語訳だけを書き出していき、次は何も見ずにその日本語訳に合った英単語を思い出しながら隣に書く。その時に書けなかったものは、今自分が覚えられていないものだと把握することができます。答え合わせをして覚えた後、今度はその英単語を見て日本語訳を思い出しながら書きます。これを繰り返すことで英単語のスペル、日本語訳を効率よく暗記することが出来ました。
真似して書くのではなく、頭をフル回転させて思い出しながら書くことで、記憶に残りやすくなり、その後私は学校の英単語テストで初めて満点をとることが出来ました。この方法は英単語だけでなく漢字や理科社会の語句暗記にも応用することが出来ました。
質問が苦手で塾などの集団塾が向いていないお子さまには家庭教師がおススメです。マンツーマンなので、質問もしやすいですし、万一1対1で質問が出来ない場合でも、お子さまの学力状況は家庭教師が把握していますので、状況に応じて学習計画を立てることが出来ます。