中学生の定期テスト勉強法 効率的な勉強方法教えます!
2019年5月17日
[2019年9月20日 更新]
中学生の定期テスト勉強法 効率的な勉強方法教えます!
「定期テスト前なのにうちの子全然勉強してないみたい・・・」と焦っている保護者さまも多いかと思います。お子さまもテスト勉強のやり方が分からずやる気がでないと思っているかもしれません。特に中学1年生のお子さまは、初めての定期テストで不安もあることでしょう。
そこで今回は、効率的な定期テスト勉強法を詳しくお伝えします。
定期テストは勉強のやり方次第で点数アップ!
学校によって時期や回数は異なりますが、中学生になると、一般的な公立中学校では年5回定期テストが行われます。
特に中学1年生のお子さまは、初めての定期テストで勉強の仕方が分からず不安なことも多いかと思います。
定期テストは勉強のやり方1つで成績が全然違ってきます。
テスト勉強をはじめる前に準備するもの
勉強をはじめる前に、しっかりと準備をすることが必要です。
効率的なテスト勉強を行うための第一歩です。
準備物
- テスト範囲表
- 教科書
- ノート
- ワーク
- 授業で配られたプリント
定期テストは、これまで学校の授業で習ってきた内容しか出題されないといっても過言ではありません。普段学校の授業で使っている教材を準備し、テスト範囲をしっかり確認したうえで勉強に取りかかることが大切です。
では、具体的にはどのように定期テストの勉強を進めればよいのでしょうか。
教科別 中学生の定期テスト勉強法
ここからは、教科別に中学生の定期テスト勉強法を紹介します。
国語を勉強するときのコツ
まずは教科書を音読しよう
テスト範囲になっている部分の文章を音読しましょう。音読をすると、自分が読めない漢字や意味の解らない言葉がみえてきます。
漢字や語彙問題は、暗記をすれば確実に点数アップにつながります。漢字はワークで練習したり、意味の解らない言葉は辞書で調べたりして、まずは教科書をスラスラ読めるようになりましょう。
授業ノートを見直し、ポイントをおさえよう
定期テストで出題される読解問題の文章は、教科書の文章から出題される場合がほとんどです。授業ノートを見直し、先生が授業中に黒板に書いたポイントを復習しましょう。
ワークや授業で配られたプリントを解き直そう
教科書の音読、授業ノートの見直しまで終わったら、ワークやプリントの解き直しを行いましょう。このとき、ただ問題や答えを眺めているだけでは効果がありません。答えの部分を隠し、「なぜこうなるのか」と考えながら答えを導きましょう。解らなかった問題は、解説をしっかり読んで「なぜこうなるのか」答えを理解することが重要です。学校で使っているワークやプリント類の問題がすべて自力で解けるようになったら、定期テストで高得点を狙えるでしょう。
英語を勉強するときのコツ
まずは教科書を音読しよう
国語と同じく、テスト範囲になっている部分の文章を音読しましょう。音読をすると、自分が読めなかったり意味が解らなかったりする単語を把握することができます。
また、音読をすることで英文自体も頭に入るため、文法問題、特に英文の並べ替え問題にも効果的です。
教科書を音読しながら和訳ができるようになるとよいですね。
英単語や基本英文を暗記しよう
特に中学生になって1番最初の英語の定期テストは、英単語や基本英文をしっかり暗記することができれば、高得点が狙えるといってもよいでしょう。
英単語は単語帳を眺めているだけでは暗記できません。効率よく暗記するポイントは、単語の意味だけを見ながらスペルを思い出して書くことです。またその逆で、英単語を見ながら意味を思い出して書くことも行いましょう。
ワークや授業で配られたプリントを解き直そう
教科書の音読、和訳、英単語や基本英文の暗記まで終わったら、ワークやプリントの解き直しを行いましょう。
英単語や英文の暗記と同じく、このときただ問題や答えを眺めているだけでは効果がありません。答えの部分を隠し、まずは自力で解くようにしましょう。解らなかった問題は、解説をしっかり読んで文法事項など大事なポイントを理解することが重要です。
学校で使っているワークやプリント類の問題がすべて自力で解けるようになったら、定期テストで高得点を狙えるでしょう。
数学を勉強するときのコツ
まずは公式などの問題の解き方を復習しよう
数学は、問題の解き方を理解し暗記していないとできない科目です。教科書や授業ノートを使って、テスト範囲になっている箇所の公式や問題の解き方・考え方を復習しましょう。
計算問題は確実にできるように練習しよう
特に中学生になって1番最初の数学の定期テストの範囲となる単元は、正負の数である学校がほとんどでしょう。そのため、計算問題がしっかりできれば、高得点が狙えるといってもよいでしょう。
問題を解いていくときは、1回で正解することができた問題には○、1回間違ってしまった問題には△、2回以上間違ってしまった問題には×など、印をつけていくことをおすすめします。印をつけながら問題を解き、自分の間違いやすい問題を把握し、練習を重ねることで効率よくテスト勉強を進めることができます。
間違いノートを作ろう
公式などの問題の解き方を復習し、練習問題を進めるときには、間違いノートを作ってテスト勉強することをおすすめします。教科書やワークの問題を解くときには、前に述べたように印をつけながら進め、自分の間違いやすい問題を解き直すためのノートです。解き方が理解できるまで繰り返し解き直しましょう。
テスト直前にはこのノートさえ見直せば、短時間で復習できます。
理科・社会を勉強するときのコツ
理科・社会は基本的には暗記科目
理科・社会は基本的には暗記科目です。
1つ注意しておいてほしいのが、理科には一部数学的な要素が含まれているということです。特に電流と磁界などの物理分野に関しては、数学と同じように公式や解き方を理解したうえでテスト勉強を進めることが必要です。また、社会の地理分野ででてくる時差を求める問題なども計算が求められるところです。
暗記を行うときには、もちろんただ眺めているだけではダメです。まずは教科書を音読し、テスト範囲になっている単元の内容を一通り復習したら、ワークを何度も解きましょう。解らないところは、解説をしっかり読むようにしましょう。
図と重要用語はセットで暗記しよう
理科・社会は、文章だけ読んでいてはいけません。理科・社会の教科書には重要な図や写真がたくさんでてきます。図と重要用語はセットで暗記することが必要です。
記述問題ができるようになろう
理科・社会では、ただ単に語句を答える問題だけではなく、「沸騰石を入れるのはなぜ?」や「この改革の目的は?」など、答えを文章で書かなければならない問題も出題されます。
重要用語のみを覚えるのではなく、その内容や意味もしっかり理解しておくことが必要です。
定期テスト前日の過ごし方
定期テストに向けて勉強を頑張ってきたお子さまほど、直前まで頑張りすぎて体調を崩してしまうというようなことに注意しなければなりません。
テスト前日は無理のないように過ごしましょう。
遅くても夜12時までには寝ること
脳は睡眠中に日中記憶したものを整理し、短期記憶から長期記憶にかえることが分かっています。しっかり睡眠がとれていないと、記憶が定着せず、テスト本番で力を発揮できないということになりかねません。
テスト前日は今までやってきたことを信じてしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
今まで勉強したことを中心に確認し直そう
定期テスト前日は、まだ解いたことのないような難しい問題は避けて、今までテスト勉強をしたなかで解いてきた問題や、まだあやふやな知識を確認し直す時間にあてましょう。
確実にできる問題をテスト本番で落とさないようにするポイントです。
定期テスト勉強の方法を身につけるには家庭教師もおすすめ
ここまで、定期テストの効率的な勉強法について紹介してきましたが、なかなか自分ひとりでは勉強を進められないというお子さまもいらっしゃるかと思います。そんなときは家庭教師のサポートを利用されることをおすすめします。
家庭教師なら、マンツーマン指導で勉強しているなかで解らないところを教えてもらうことができたり、お子さま一人ひとりにあわせたテスト勉強の方法や学習計画の立て方まで教えてもらうことができたりします。
学生家庭教師会でも、家庭教師とテスト勉強を頑張っている生徒さんが大勢います。
家庭教師について詳しく知りたい方は、資料請求や体験学習を受けられることをおすすめします。