不登校から復帰するには?家庭教師が解決へ導きます!
2019年3月22日
[2020年3月26日 更新]
~ 不登校のお子さまの学校復帰を願う保護者さまへ ~
不登校から復帰するには?家庭教師が解決へ導きます!
教務スタッフの久積です。
新学期が近づくこの時期、不登校のお子さまをお持ちの保護者さまは、学校に行くの?行かないの?と心が落ち着かない日々を過ごし、悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、不登校から復帰するために家庭でできるサポートや、家庭教師ならではのサポートをご紹介します。
不登校のお子さまへ 家庭でできるサポートとは
不登校のお子さまについて、お子さまの気持ちを尊重してあげようと思っているけれど、実際に家庭ではどうしてあげればいいのか分からず、つい厳しいことを言ってしまうという保護者さまも多いのではないでしょうか。
ここでは、不登校のお子さまに対して、家庭でできるサポートについて4つご紹介します。
不登校のお子さまへ 家庭でできるサポート①
無理に学校に登校させようとしないこと
お子さまをなんとか学校に行かせたいという保護者さまの気持ちは分かりますが、お子さまを無理に学校に登校させようとすることはかえって逆効果です。
不登校になったお子さまは、周囲の人に対して「こんな自分でごめん・・・」と罪悪感でいっぱいになっている場合がほとんどです。無理に登校させようとするのではなく、「健康でいてくれればそれでいいよ」などとお子さまの存在を認めてあげたうえで、お子さまの気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。
不登校のお子さまへ 家庭でできるサポート②
生活習慣を整えること
不登校のお子さまは、罪悪感から授業のある昼間に起きていることがつらくなり、昼間は寝て夜に起きるという昼夜逆転の生活になってしまう場合が多いです。このように生活習慣が乱れた状態になってしまうと、何もやる気が起きなくなってしまいます。
お子さまの一番身近な存在である保護者さまだからこそ、生活習慣の改善をサポートしてあげられるかと思います。なるべく朝に予定を入れるようにしたり、昼寝をさせないようにしたり、徐々に働きかけるようにしましょう。
生活習慣が改善してくると自然と気力・体力も回復し、不登校がよい方向に向かうことがあります。
不登校のお子さまへ 家庭でできるサポート③
学校以外で安心できる居場所の確保
不登校になったお子さまは、「学校」という自分の居場所を1つ失ったことになります。
学校以外で安心できる居場所があるかどうかはとても大切です。特に、「家庭」が安心できる居場所の1つであるとよいでしょう。
また、「家庭」以外にもお子さまが楽しめる「趣味の集まり」や「フリースクール」など、安心できる居場所がいくつかあるとよりお子さまの心は安定しやすくなります。学校以外で信頼できる人との関係を豊かなものにすることができれば、不登校からの復帰につながることがあります。
不登校のお子さまへ 家庭でできるサポート④
学校との連絡を保つこと
お子さまが不登校気味になってくると、担任の先生など、学校と連絡を取ることが多くなる保護者さまも多いかと思います。特に、担任の先生との連絡を保つことができていれば、お子さまが学校復帰しやすくなるでしょう。
例えば、定期テストなどの際に、保健室受験は認めてもらえるのか、高校の場合、出席日数は足りているのかなどを相談することができれば、別室登校などで学校が柔軟な対応をとってくれる場合もあります。
万が一、学校からの理解やサポートがなかなか得られないようであれば、家庭教師の不登校コースが行うサポートもおすすめです。経験豊富なスタッフや教師陣がお子さまの状態に合わせてアドバイスいたします。
不登校から復帰するために
では、実際にお子さまが不登校から復帰するために知っておいていただきたいことを紹介します。
登校刺激について
登校刺激とは、お子さまが学校へ登校できるようにする働きかけ全般のことをいいます。
例えば、「校門のところにきれいな桜が咲いていたよ」など学校に関する話題を振ってみることも登校刺激になります。ひと昔前のイメージだと、無理にでも学校に引きずっていくようなことを思い浮かべる保護者さまもいらっしゃるかもしれませんが、その方法はおすすめできません。
もし、お子さまの不登校が、クラスの友達とのトラブルの場合、新学期になり、環境のかわるこの時期は転機になります。精神的に安定している状態で、自宅からの外出が問題なく行えているようであれば、適切な登校刺激で学校復帰できる可能性もあるでしょう。
一方、お子さまの不登校が家庭環境や本人自身に問題がある場合、新学期ということはあまり意味をもたないため、お子さまが精神的に不安定な場合は様子をみたほうがよいでしょう。
勉強について
お子さまが学校を休みがちになり不登校になると、勉強の遅れを心配し、進級や進学に対して不安に思う保護者さまは多いでしょう。もちろんお子さま自身もとても不安に思っているかと思います。
不登校のお子さまは、学校に登校して授業を受けることができないため、どうしても勉強に関しては遅れをとってしまうのが現状です。
特に高校生の不登校の場合は、大学受験や専門学校の試験を受けるための成績に響いてしまいます。
高校不登校について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
休んでいる期間が長くなればなるほど、もう学校の勉強についていけないと感じ、不登校からの復帰にブレーキがかかってしまうこともあります。例えば、病気やけがで長期間学校を休むことになり、勉強への精神的不安が大きくなったため不登校になってしまったというケースです。
そのため、不登校の間も勉強はしておく必要があるといえます。しかし、学習進度が遅れてしまっているだけでなく、長い間勉強から離れたために、勉強のやり方自体が分からないという場合も多いです。
そんなときは、家庭教師の不登校コースを利用してみるのもよいでしょう。
不登校のお子さまへ 家庭教師だからできるサポートとは
不登校のお子さまを、学校や家庭だけでサポートすることが難しいと感じたときは、家庭教師の不登校コースを利用してみることをおすすめします。
ここでは、家庭教師の不登校コースでできるサポートについて紹介します。
経験豊富な教師陣の中から選ぶことができる
不登校コースを持たない塾がほとんどのなか、不登校コースを持つ家庭教師派遣会社であれば、不登校コース専門のスタッフ、先生が数多く在籍しています。不登校のお子さまを数多くみてきているからこそ、安心して任せることができます。
また、お子さまの性格や特徴を把握したうえで先生が紹介されます。
先生が自宅に来てくれるため、無理なく家庭外との関わりを持つことができます。
完全にマンツーマンで指導してもらえる
塾の場合はなかなか完全マンツーマンで指導を行っているところはありませんが、家庭教師なら完全マンツーマンの指導で、これまで学校を休んだ期間の勉強についてサポートしてもらうことができます。
解らないところも聞きやすく、お子さまのペースに合わせて勉強を進めることができます。
精神的な面もサポートしてもらえる
不登校の原因としては、勉強面よりも、精神的な面が大きく関わっている場合のほうが多い傾向にあります。
家庭教師の場合、他人に対して心を閉ざしてしまったお子さまには、ゲームや好きなアイドルの話など、さまざまな角度からアプローチし、少しずつコミュニケーションをとることからはじめることができます。
また、学校や保護者さまとの間に第三者が介入することによって、お子さまの気持ちが楽になることもあります。これはもっとも塾には難しいところといえるでしょう。
一人ひとりの状況を考慮して対応できる
一言で不登校といっても、お子さま一人ひとりの置かれた状況はさまざまです。
塾の場合は一斉に組まれたカリキュラムで指導を行いますが、家庭教師の不登校コースは、柔軟な個別のコース設定が可能です。
学校に通えるようになりたい、勉強の遅れを取り戻したい、進路について相談したいなど、お子さま一人ひとりの目標に応じて対応することができます。
不登校のお子さまが家庭教師を利用するときのメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
不登校の子供には家庭教師が良い?家庭教師が不登校のサポートになる理由をご紹介!
スタッフ久積の一口メモ
家庭教師の先生とたわいもない話をしたり、勉強を頑張ったりしているうちに生徒さんに自信がついてきて、学校に行ってみようかなという気持ちが芽生えたケースを、私自身何件もみてきました。最初は、焦りすぎず長い目で見てあげることが大切です。
学生家庭教師会では、不登校のお子さまへの指導経験豊富なスタッフ・教師陣が数多く在籍しています。
どんな小さなお悩みでもご相談ください。
家庭教師の不登校コースを利用して学校復帰へ
今回は、お子さまが不登校から復帰するために家庭でできるサポートや、家庭教師ならではのサポートについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
お子さまが不登校から復帰するためには、一番身近な存在であるご家族のサポートが必要不可欠です。困ったときはぜひ家庭教師の不登校コースの利用をご検討ください。
不登校のお子さまが、不登校から学校復帰できるよう心から願っています。