家庭教師と塾を併用する時の注意点

2018年7月17日

家庭教師と塾を併用する時の注意点

塾や家庭教師など、学校以外の場所でも学習することが当たり前になってきており、その二つを併用するご家庭も増えているようです。
なぜ、どちらか一方だけでなく併用する必要があるのでしょうか? 継続に負担は無いのでしょうか?
ここでは塾と家庭教師の併用についてメリットと注意点をご紹介します。

塾と家庭教師、どちらも利用するメリットは?

塾で予習、学校で復習、家庭教師で苦手克服ができる

一般的に、塾での授業は学校でまだ習っていない部分を先取りして教えており、塾に通う子供たちの声でも5割以上の子供達が「学校で教えてくれない事を教えてくれる事」が好きと答えています。(平成20年文部科学省発行:こどもの学校外での学習活動に関する実態調査報告より)

塾に通う事で、塾と学校とで同じことを繰り返し学習し、確認する事ができるのです。
また、塾は集団学習のため、競争相手ができて学習への意欲が増すという場合もあります。
しかし塾では理解できないところをすべて質問するのは難しいのが難点です。

一方、家庭教師は生徒に合わせたカリキュラムを組むことができますので、苦手部分の克服に向いています。塾で予習し、学校で再び習っても分からなかった部分をしっかりと理解するまで説明してもらうといったことができます。

このように、塾だけではフォローしきれない部分を補う為に、家庭教師を利用するという方が増えています。

塾と家庭教師、どちらも利用する場合の注意点は?

一週間における拘束時間が長い

毎日学校に通い、放課後は塾と家庭教師、どちらか片方だけでも大変なのに、両方となればほぼ休み無しで勉強せねばならず、お子様にとって大きな負担になります。

お子様の個性は勉強だけに発揮されるものではありませんので、勉強以外の個性を潰すことにもなりかねませんので、塾と家庭教師の併用は受験シーズン本番の間だけにするなど工夫をしましょう。

成績が必ず上がるとは限らない

上述のメリットを見れば、塾と家庭教師の併用は良いことの様に思えますが、必ずしも学力や成績の向上につながるとは限りません。
また、ほぼ休み無しで勉強をするため心身ともに疲弊しきって、受験直前に体調を崩す心配もあります。
利用する前に塾と家庭教師、それぞれをしっかりと下調べし、どうしても必要だと思った場合のみ併用しましょう。

金銭的な負担が大きい

塾と家庭教師のそれぞれ一方だけでも月に数万円の費用がかかるのに、両方ともなれば年間100万円近くの金額を負担する事になります。
特に受験対策の場合、有名校に合格させた実績が多数ある塾や家庭教師は指導料が高い傾向にあります。

塾と家庭教師の併用ではデメリットもありますが、効率的な学習計画を立てる事ができるなど、メリットも多くあります。
お子様の体調なども考慮して併用するかどうかをご検討ください。

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