家庭教師の選び方は?失敗しないための選び方とは
2018年7月19日
[2020年1月24日 更新]
家庭教師の選び方は?失敗しないための選び方とは
教務スタッフの久積です。
お子さまの受験勉強のために、家庭教師を雇おう!と決めたはいいものの、どうやって探せばいいのか、どんな家庭教師を選べばいいのか、悩んでいる方が多いのでは?
今回は、家庭教師の探し方から家庭教師の選び方まで、分かりやすくお伝えします。
家庭教師はどうやって探すの?
家庭教師を選ぶ前に、どの方法で家庭教師を探せばいいのか押さえておきましょう。
家庭教師の探し方
個人契約をする
完全に先生と家庭との2者間で契約し、派遣会社を挟まない方法です。派遣会社を挟まないため、費用が安く済むことが多いです。しかし、突然先生と連絡がとれなくなったなどのトラブルが多いのも事実です。
また、個人契約をする家庭教師の探し方としては、主に知り合いに大学生などを紹介してもらう方法と大学に直接依頼する方法の2択になります。この方法では、紹介してもらえる先生の数が少なく、選ぶことができません。そのため、お子さまに合った先生に出会うことのできる確率は低いといえます。
個人契約をする場合は、費用が安く済むところが一番のメリットですが、トラブルが起きやすいことや、先生を選ぶことができないといったデメリットも多くあります。
家庭教師派遣会社などからの紹介
〜 家庭教師派遣会社から先生紹介に至るまでの流れ 〜
1:問い合わせで訪問日時設定
まずは気になった家庭教師派遣会社に問い合わせ。電話やメールで受け付けているところがほとんどですが、電話がおすすめ。スタッフの電話応対や雰囲気からもよい家庭教師派遣会社か判断できます。
スタッフの訪問日時を設定しましょう。
2:訪問、カウンセリング
スタッフが訪問し、お子さまの学力状況や希望などを聞くなどカウンセリングを行います。
ここで指導日や家庭教師に対する要望があれば伝えましょう。分からないこともしっかりと聞いておくといいでしょう。
スタッフ久積の一口メモ
ご自宅に訪問させていただいたときは、できれば過去の定期テストなどの結果とともに、実際の答案も見せてもらえると助かりました。どんな問題で間違えやすいか、そのお子さまの解き方の癖なども分かったのでお話しさせていただきやすかったです。
テスト答案はしっかりとっておいた方がいいですよ。
3:体験授業
実際に体験授業を行います。
スタッフ久積の一口メモ
通常の家庭教師の指導は、基本的に子供部屋など保護者さまとは離れた場所で行うのですが、体験授業だけは、実際に保護者さまにも指導の様子を見ていただいていました。
お子さまがどの程度理解できているのか、先生の指導の仕方などを見ていただき、「うちの子の成績が下がっているのは分かってたけど、こんなに理解できていなかったなんて・・・」「先生の説明が分かりやすくて親の私も勉強になりました」などというお声をいただくことがありました。
無料体験を受けたからと言って、必ず入会しなければならないというわけではありません。納得いただけなかった場合は断ってOKです。お気軽にお問い合わせください。
4:先生選定
カウンセリングや体験授業の結果をもとにお子さまに合った先生を選定します。
派遣会社に所属している多くの先生の中からお子さまと相性のいい先生が選ばれます。
5:先生紹介
ご家庭に決定した先生の紹介連絡がきます。
6:指導開始
派遣会社と先生が打ち合わせを行ってから実際に指導が開始されます。
万が一紹介された先生が合わなかった場合は、すぐに他の先生と交代してもらうこともできます。
また、派遣会社に所属している家庭教師は、しっかりと指導前の研修や打ち合わせを担当のスタッフと行っています。派遣会社への指導報告書の提出などが義務づけられているなど、管理されているため、指導がルーズになることがありません。
家庭教師派遣会社などから先生を紹介してもらう場合は、個人契約よりも費用がかかりますが、お子さまに合った先生を派遣してもらえることや、しっかりとした指導を受けることができるといった大きなメリットがあります。
おすすめは家庭教師派遣会社
確実に成績を上げたい、家庭教師選びを失敗したくない場合は「家庭教師派遣会社」で探す方法がおすすめ。
派遣会社は先生の数が多く、お子さまにぴったりの先生が見つかりやすいです。また、万が一何かトラブルが発生してしまったとしても、派遣会社が管理を行っているためしっかりと対応してくれます。
家庭教師に求められること
お子さまとの相性
家庭教師を選ぶ際にもっとも大切なのはお子さまとの相性です。相性ひとつでお子さまが楽しく勉強できるかどうかが決まります。お子さまが楽しく勉強できる環境づくりをしてくれる家庭教師を探しましょう。
家庭教師派遣会社では、家庭教師を選ぶ前にしっかりとカウンセリングを行うため安心です。相性のいい先生を見つけるためには、カウンセリングの際お子さまの特徴をしっかり伝えることが大切です。趣味や性格なども伝えておくと、お子さまが話しやすく、心を開ける先生が見つかりやすいです。
例えば、お子さまが野球部で、漫画が好きな場合、家庭教師の先生も野球観戦が好きで、漫画をよく読む先生を選ぶと会話が弾むでしょう。
勉強を教える熱意
家庭教師を選ぶ際、有名大学をでていれば間違いない、学力が高ければ高いほどいい先生だと思うかもしれません。
しかし、必ずしも頭がいいから勉強を教えるのも上手いとは限りません。
頭がよくても勉強を「教える」ということが苦手な人は多いのです。苦労して勉強してきた人ほど、お子さまの苦手に寄り添った指導ができる場合が多いのは事実です。根気よくお子さまが理解できるまで教えるという熱意を持った先生を探しましょう。
スタッフ久積の一口メモ
先生と生徒さんとの相性は、勉強のやる気を引き出すためにとても大切。私が見てきたなかでも、先生によって生徒さんの指導に向かう表情がまったく違うことが多かったです。
また、ご家庭の希望で、医学部などの成績優秀な先生が、成績が低めの生徒さんを指導することがあったのですが、「易しい問題をどこまでかみ砕いて指導していいかわからず、教えるのが難しい・・・」という相談を受けたこともありました。
成績が低めの生徒さんには、勉強で苦労した経験のある先生の方が「ここ難しいよねー」などと生徒さんの気持ちに寄り添って指導ができることが多い気がします。
では、お子さまに合った家庭教師を選ぶときはどんなことに気をつければいいのでしょうか。
家庭教師選びで失敗しないための4つのポイント
ポイント1 無料体験授業などのサービスを活用する
無料体験授業サービスを活用することで、お子さまと先生との相性を確認することができます。 気になったところの無料体験授業サービスをいくつか受けて、比較検討することもできます。
学生家庭教師会には、経験豊富なスタッフ、教師陣が数多く在籍しています。家庭教師をご検討の方は、早めに資料請求や体験学習を受けられることをおすすめします。
ポイント2 コストパフォーマンスを考える
1時間の授業でどれくらいの値段がかかるのかなど、色々なサービスを比較し、結果に見合っているコストパフォーマンスかどうかを見極めましょう。
月謝以外に毎月多くの費用がかからないか、教材は高額ではないかなど、分からない場合は問い合わせや体験授業のときにしっかり聞くようにしましょう。
ポイント3 実際に家庭教師を利用している人の話を聞く
家庭教師は口コミや評判などの情報が集めにくいため、実際に利用したことがある人の意見は重要です。
家庭教師派遣会社の中には、口コミで広がっていき生徒数が増えたというところもあります。(ママたちの口コミはすごいですよね)いい家庭教師の情報は名前も覚えておくのがおすすめです。
ポイント4 早めのタイミングで家庭教師を探し始める
受験に向けて家庭教師に依頼する場合は、早めに動いておきましょう。家庭教師選びで失敗しないためには、いくつか比較・検討することがおすすめです。
お子さまに合った家庭教師と出会えるまでに時間がかかることもあります。また、評判のいい先生は受験シーズンになるとすぐにスケジュールが埋まってしまうことが多いです。
周りが受験シーズンで焦り始める前に、行動をおこしましょう。
家庭教師を選ぶ際のポイントおさらい!
- 家庭教師の探し方には、個人契約する方法と、派遣会社から紹介してもらう方法がある
- 確実に成績を上げたい、家庭教師選びを失敗したくない場合には派遣会社からの紹介がおすすめ
- お子さまとの相性がいい先生、勉強を教える熱意をもった先生を選ぶこと
- お子さまに合った先生を見つけるためには、お子さまの特徴、趣味や性格などをしっかりと伝えることが大切(過去のテスト答案も準備できているとGOOD)
- 無料体験授業サービスを活用して選ぶことがおすすめ
- コストパフォーマンスを比較する必要がある
- 実際に家庭教師を利用している人の話を聞いて検討するのもおすすめ(口コミの力はすごい!)
- 受験に向けて家庭教師を依頼する場合は、早めのタイミングで探し始める必要がある
今回紹介したポイントを実践し、お子さまにぴったりな家庭教師が見つかることを願っています。
以上、失敗しないための家庭教師の選び方についてお伝えしました。