勉強する習慣をつけるポイント
2018年7月18日
テスト期間前に集中して一気に勉強する、前日の一夜漬けで乗り切る、毎日コツコツ分からないところを克服していくなど、人によって学習のタイプは様々です。
しかし、受験期になればテスト前だけ勉強するという訳にはいきません。
入試の範囲は広いので、少しずつ苦手科目を解消していかなければ直前に焦ることになってしまいます。
とは言え、毎日必ず机に向かうことは全員ができることではありません。
今回はどうすれば勉強する習慣が身に付くのか、改善策をご紹介しましょう。
自分の時間割を作ってみる
ある程度自己管理ができる人におすすめなのが、何時から何時まで何をするか自分で決めるという方法です。毎日自分の時間割を作る事で、時計をこまめに見る習慣もつき、時間をコントロールする事も上手になるはずです。
部活や習い事がある人は、「水曜日と金曜日は習い事があるから他の曜日に集中する」、「平日は毎日部活だから週末に集中する」などの条件を決めましょう。 飽き性の人なら、1週間単位で集中して勉強する教科を変えてみるのも一つの手段です。 その日の授業の時間割に含まれている教科を自分で勉強する教科に設定すれば、家で復習する事もできて良いでしょう。
自宅以外の場所に行く
家では集中できないという人は意外と多いものです。
テレビや漫画、音楽など誘惑が多いというのが一番の理由ですが、中にはまだ小さな兄弟がいたり、家族が近くで賑やかにしていて気が散る、という場合もあるでしょう。そういう人は自宅以外の場所で勉強するのがおすすめです。
同じ悩みをもつ友達がいれば、一緒に学校の教室に残って勉強しても良いですし、学校の図書館などに行っても良いでしょう。
ただ、友達との勉強会はお互いに苦手な分野を教え合うこともできますが、だらだらとお喋りをしてしまうこともあるので注意しましょう。
また塾に通ったり、家庭教師を雇ったりする方法の場合、勉強の時間が来れば必然的に勉強に取り組む必要があるので、主体性に自信がない人にはおすすめです。
競争相手となる友人ができたり、志望校を明確に定めたりするきっかけにもなるでしょう。
目標のレベルを下げて、毎日取り組めるようにする
勉強を始めようと思い完璧に計画を立てても、結局3日坊主に終わってしまい、勉強する習慣が付けられないという人は、最初の計画で自分に対するノルマを設けすぎて、勉強に対するハードルを上げ過ぎないようにしましょう。
例えば、毎日学校から帰ったら15分必ず教科書で復習したり、参考書を数ページ解いたり、学校での休憩時間や、家でご飯ができるまでの時間などの隙間の時間をうまく使う方法があります。
15分という時間は、自分が最も集中できる時間に合わせて設定してみてください。
その時間をうまく活用するために、常に単語帳などを携帯し、すぐ勉強に取り組めるようにすると良いでしょう。
ご褒美制度を設ける
その日ごとに勉強の目標を立てて、目標を達成できたら何かご褒美を設けるのも一つの方法です。「今日ここまでできたら、漫画を読もう」、「昨日よりも進めることができたから、お菓子を買いに行こう」など、やり方は様々なものがあると思います。